2018年11月22日木曜日

二十四節季って太陰暦じゃないの?

いなか暮らしも10年を越えました。
畑は、耕し放題(笑)
ただし、自分の出来る範囲。
夏草と領地の奪い合い。


さて、季節の移ろいを感じるのもいなか暮らしの楽しみ。

昨年2017年は、11月の21日に平野部で初霜が降りた記録がありました。
今年はまだ霜が降りてはいないけれど、そろそろ降りそうです。

頭の中の記憶は意外とあてにならないもの。
記録も大事ですね。

ちなみに、今から20年前には、11月10日に霜が降りた記録がありました。


二十四節季を調べてみる



さて、季節を表すのに、二十四節季というのを聞いたことがあると思います。

この二十四節季

例えば、「立春」とか「春分」「秋分」などの季節を表した言葉です。


二十四節季って太暦じゃないの?


この二十四節季、なんとなく季節を先取りしているように思えるし、太陰暦に当てはめて表現するべきなんじゃないの?
などと思うことしばしば。

で、調べてみました。

二十四節季は古代中国の太陽歴ということです。

立春 2月4日
雨水 2月18・19日
啓蟄 3月5・6日
春分 3月20・21日
清明 4月4・5日
穀雨 4月20日
立夏 5月5・6日
小満 5月21日
芒種 6月5・6日
夏至 6月21・22日
小暑   7月7日
大暑   7月22・23日
立秋 8月7・8日
処暑   8月23日
白露 9月7・8日
秋分   9月23日
寒露 10月8・9日
霜降   10月23・24日
立冬 11月7・8日
小雪 11月22・23日
大雪12月7日
冬至12月22日
小寒 1月5・6日
大寒 1月20・21日

二十四節季と太陽暦と太陰暦


太陽暦は、太陽の運行をもとに作られた暦。
二十四節季の春分や、秋分は、昼と夜の時間が同じになる日。つまり、太陽暦をもとにして作られたものであることがわかりますね。

太陰暦は、月の運行をもとに考えられた暦。江戸時代の終わりまではこの太陰暦が使われていました。旧暦といえばわかりやすいですね。この旧暦、13年に1回うるう月が出来てしまいますので、1年13か月という年が出来てしまいます。

これが、賃金の支払いや、会社の決済などでちょっとやりにくいということで、太陽暦が使われるようになったようです。

明治になるまで、太陰暦でしたので、坂本龍馬と中岡慎太郎が暗殺された11月15日、京都は冷え込んで軍鶏鍋を用意させたという話がありますが、これは、旧暦で、太陽暦では、1867年12月10日になります。11月15日ではなく、現代の12月となり、京都が冷え込んでいたのもわかる気がします。

月の呼び方


ついでに、月の呼び名です。

一月 (睦月) 
二月(如月) 
三月(弥生) 
四月(卯月) 
五月(皐月) 
六月(水無月)
七月(文月)
八月(葉月) 
九月(長月) 
十月(神無月) 
十一月(霜月) 
十二月(師走)

中学校の国語に出てきましたね。


さて、月は、12か月、時計って12時間ですね。
どうして10じゃなくて12なのか知ってますか?
また、次回に書いてみますね。

どうして1年は12か月なのか に続く


いなか暮らし、里山に暮らすこと、町で暮らすのとはちがう価値観の日々

あなたも、いなかに移住をしてみませんか?



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