2018年6月28日木曜日

いなか暮らし シイタケはお約束?

里山でいなか暮らしをしています。

家は借家ですが、200坪くらいの畑と、50坪くらいの庭があります。これぞ、いなか暮らし、里山ぐらしの醍醐味。


いなかぐらし 里山ぐらし シイタケは必須アイテム!?


里山ぐらしのお約束とも言えるのがシイタケ作りでしょうか。
うちでも6年ほど前から原木椎茸作りに挑戦しています。

原木栽培とは、直径10cmくらいで、長さ70cmくらいの木に、シイタケ菌のついたコマを打ち込むほうですね。

最近多くなってきた、おがくず、とシイタケ菌の食料となるふすま(牛馬の飼料などにつかう作物です)などをサイコロ型に固めたタイプは、菌床栽培と呼ばれます。
いなか暮らし 里山暮らしにシイタケは必須アイテム
原木栽培のしいたけ



シイタケはシイの木に生える?

シイタケというくらいだから、椎の木(しいのき)で作るんだな、と思われるでしょうが、それは自然界での話。

人工の原木栽培の場合は、特にこだわりません。
というか、うちは栗の木で作っています。
樫の木も試してみましたが、栗の木のほうがうちの場合は、シイタケが良く生えてきました。

広葉樹であればいろいろな種類で栽培できるようです。

桜なんかも向いているとのことです。


シイタケの原木栽培のやりかた


しいたけの原木づくりの栽培方法。
ざっくりと書いておきます。



材料買ってくる

シイタケ原木栽培のやり方。

冬になったら、ホームセンターなどに行って椎茸の菌のついたコマを買ってきます。
原木1本に大体25~30のコマを打ち込みますので、原木の本数と、コマの数を計算して購入すること。

ホームセンターなどでは コマを打ち込んだホダ木が売っている場合もあります。割高になりますが、これを購入すると手っ取り早いです。

もちろん、コマを打ち込んでない原木も売ってます。
この場合は、専用ドリルで穴をあけてコマを打ち込んでゆきます。

うちの場合は 裏山から木を切り出してきて、それでホダ木を作ります。
「今年は原木切り出し間に合ったから、シイタケ菌買ってこよう!」というノリです。

原木にコマを打ち込んだら、その原木を 1日ぐらい水の中に浸しておきます。


仮伏せ


1日水の中に浸した原木を横にして並べて、積み重ね、その上にダンボールなど保温保湿ができるものを置き、さらにその上にブルーシートなどをかぶせます。そのまま2ヶ月ぐらいおいて、原木の中に椎茸菌が広がっていくようにします。


本伏せ

暖かくなってきた、だいたい春分の日くらいになったら、仮伏せから、本伏せへと移行します。
要するに、山里などで見かける、明るい林の中で、シイタケの原木が、立てかけられたり、井形に組まれている、あの状態にするわけです。
それから、約1年半、つかず離れずで、置いておけば、1年半後の秋にシイタケが収穫できるはず。

ずいぶん気の長い話です。


いなか暮らし 里山暮らしにシイタケは必須アイテム


収穫まで約2年。これが大人の余裕だね(笑)



やっぱり、場所に余裕がないと、原木栽培はなかなか難しいですね。
これができるのも、里山暮らしならではです。


いなか暮らし シイタケの原木に、別のキノコが!?


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2018年6月27日水曜日

いなか暮らし 庭 6月の花たち

里山でいなか暮らしをしています。
家は借家ですが、50坪くらいの庭があります。これぞ、いなか暮らし、里山ぐらしの醍醐味。

いなか暮らし 庭 月の花たち



6月の終わりころ、梅雨の最中です。
梅雨の最初のころは、雨が降ると涼しいくらいだったのが、だんだん、蒸し暑い気候に変わってきました。

梅雨のなか、の花たちが咲いています。


庭は妻が管理しています。私は畑担当。
お互いの領地に口出ししないのが、うまくやってゆく秘訣です(笑)。

花がいくつか咲いています。地中海原産のハーブ類は、高温多湿の日本の気候はあまり得意ではないのですが、今のところがんばっています。



フォックスグローブ 

和名は、キツネの手袋と呼ばれる。直訳ですね(笑)。
別名ジギタリス。薬効があり、ハーブのカテゴリーだが、、毒草として扱われる。



エキナセア

和名ムラサキバレンギク、というよりはエキナセアと呼ぶことが多いですね。薬効の少ない園芸種の大型の花の咲くタイプもあります。ハーブティにして飲みます。

冬のころ、風邪に良いからと、エキナセアとエルダーフラワーとローズヒップのブレンドのハーブティを妻がつくってくれます。


ブラックベリー

つる性の低木。桑の実に少し似ているかな。ベリー類は、だいたいそのまま食べますが、その時は、注意しないとアリがたかっています。(笑)

写真下はギボウシの葉です。


チコリ


私の写真技術の未熟さで、色が飛んでますが、実際はもう少し青色がかってます。
根っこを干して炒って粉にして、チコリコーヒーがつくれますが、手間がかかるのでやったことはありません(笑)

6月の庭は、下草とのいです。


6月は梅雨の湿気と高温で、あっという間にいろいろな植物が成長して、庭が下草に埋もれてゆきます。

草取りが追いつかない・・・

気ままに庭造りをしてゆくのも、里山ならではの楽しみです。

2018.06

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いなか暮らし 梅干しは酸っぱいのがお好き?

今年は梅干しを作ります

ここ何年か、梅干し作りに縁がなかったのですが、今年は梅の実を分けてもらったので梅干しを作ります。

梅干しづくりの3つの行程


梅干しづくりの工程は、おおまかに言って3つの工程に分かれます。

1、梅の塩漬け 
  5月ころの作業
2、梅に赤紫蘇の色をつける
  6月ころの作業
3、土用干し
  7月ころの作業

梅干しづくりの分量と準備

以下分量と用意するものです。

梅4キロ
塩800グラム( 梅の20%の分量)
シソの葉 400 グラム( 梅の10%の分量)
シソの葉を揉むための塩 80 グラム( シソの葉の20%の分量)
ホワイトリカー 少々(消毒のため)
梅干し用の瓶



梅の塩漬け


梅を洗ってヘタを取って、よく拭いて容器に入れて梅の重さの20%の塩を振りながら重石をします。

数日したら水(梅酢)が上がってきますので、そうなれば重石を少し軽いものに取り替えます。

消毒した容器に移し替えて保存します。この時、梅がひたひたに浸っているようにしておきます。水分が多いようなら、その分はペットボトル等に入れて冷蔵保存し、ドレッシングなどの材料に使うといいですね。(これを白梅酢と呼びます)

うちでは、漬物用の容器と、大きめのボウルでこの作業を行います。
漬物用の容器は、重しの心配はありませんが、ボウルは、梅の上にお皿を裏返しに乗せて、その上に重しをします。無理に重くしなくても、数日したら水が上がってきますので、軽く圧力がかかる程度でも大丈夫。

この工程は、カビが生えることが多いので、塩分多め(今回は20%)にすることがポイント。
できれば、ホワイトリカーなどで容器を拭いておくなどしておくといいです。

実は、今回、この工程でホワイトリカーを使わなかったので白いカビが生えましたが、カビを取り除き、梅酢を鍋にとり沸騰させ、その鍋の熱い梅酢を梅の実にかけて消毒したらその後は、カビの発生はなくなりました。

カビが一度生えてしまうともう食べないほうが良い、などの記述も散見しますが、うちでは気にせず、消毒後作業を進めています。

そのまま赤紫蘇の季節を待ちます。

梅に赤紫蘇の色を付けます



赤紫蘇の葉をボウルに入れ、紫蘇の葉の重さの10%の塩で、赤紫蘇の葉をよく揉んであくを出します。
さらにもう一回 シソの葉の10%の塩で揉んでもう一度悪を出します。



この赤紫蘇葉を、保存瓶に入れた梅干しに入れてあげます。 そのまま土用干の頃まで置いておきます。

うちの赤紫蘇は、自家製ですが、1回で全量取れないので、何回かに分けて入れます。写真は1回目。必要な量の30%くらいの赤紫蘇です。

ちなみに、一緒に新生姜を入れてあげれば2~3週間で、紅しょうがが出来上がります。

赤紫蘇を入れて赤く染まった梅酢は、赤梅酢と呼ばれます。白梅酢と同じように、ドレッシングなどに少し加えると風味づけに良いです。

あとは夏の日差しを待つ


土用のころまで、そのまま漬け込んでおきます。土用干しをして、さらに3か月ほど保存すれば梅干しの出来上がり。

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2018年6月25日月曜日

いなか暮らし 夜更かしで要領のいいツバメ

ツバメが低く飛ぶと


ツバメが低く飛ぶと雨になるというのを聞いたことがありますか。

気圧が下がってくると天気が崩れてくる。高気圧、低気圧でいうと、低気圧の状態です。

低気圧になると気圧が低くなる。気圧が低くなるということは、空気が薄くなるということ。

空気が薄くなると、虫がいつもと同じように羽ばたいても、高く飛べなくなる。

だから虫を餌にしているツバメが低く飛ぶということ。
この言葉はちゃんと科学的な根拠があるのだそうです。
ちゃんとツバメが天気が崩れるのを教えてくれるんですね。


梅雨時は、ツバメが子育てをしている


梅雨時は、ツバメが日本に渡ってきて、子育てをする時期。
天気の崩れそうなときは、低空で飛び回っています。梅雨時はいろいろな虫が羽化する時期ですので、ツバメのエサも豊富にあるのでしょう。

ところで、多分いろいろな所で見かけこともあると思いますが、ガソリンスタンドで子育てをするツバメを見かけることはありませんか?

いなかだと、だいたい郊外の周りが田んぼのバイパスとかにガソリンスタンドがあって、そのガソリンスタンドに、ちゃっかりと巣をつくって子育てをしているツバメがいます。


ツバメは夜更かしも平気?


ガソリンスタンドに夜行くと、高い天井の水銀灯に虫がいっぱい集まっているのを見たことがありませんか?

ガソリンスタンドは明るいので田んぼにいる虫たちがいっぱい集まってきます。

そして、夜、その虫たちを捕まえるために、ガソリンスタンドを、ツバメたちが飛び回っているのです。

そして、要領のいいツバメはガソリンスタンドに巣をつくって、すぐ採って、すぐ子供にエサをあげて、という動作を繰り返しています。


ツバメはも飛べるのか?鳥目じゃないの?


ふくろうなどの夜に活動する鳥を除いて、鳥は夜飛ばない、そんな風に思っていたのですが、夜に鳥は飛ぶことができるのでしょうか?

実は鳥のけっこう多くの種類は、夜でも飛ぶことができるということです。

ツバメは渡り鳥、主に昼間に飛んで渡ってくるようですが、渡り鳥は夜も飛ぶことができるものが多いです。

もし、夜も飛べなければ、日没までに着陸地を見つけられなければ、海に落ちてしまうことになりますからね。


そんなわけでいなかの田んぼの中のガソリンスタンドには集まってきた虫を捕えるためにツバメがいっぱい集まってきています。
夜更かしで要領の良いツバメたち。ただ、昼寝しているわけでもないので、昼も夜もエサを捕り続けているツバメたち。

子育ても大変なんですね。


ツバメ巣をつくる家は幸運が訪れる

ところで「ツバメが巣をつくる家は幸運が訪れる」という話は何となく聞いたことがあると思います。


家や建物に作られるツバメの巣、この巣をどうするのかでなんとなくそこにいる人達の余裕というか、気持ちがわかるような気がします。
町の方では割合壊されることが多いツバメの巣、いなかのの方ではツバメの巣は大事にされているように思います。

思いっきり建物のメインの入り口とかに作られたつばめの巣。その下に糞を片付けやすいように、新聞なんか敷いて、見えやすいところに「頭上注意!ツバメの巣があります」などと張り紙して、人間がツバメに遠慮して出入りする、いなかの農協なんかの様子は、見ていてほっこりした気持ちがします。
ツバメの巣

本当に幸運が訪れることを信じているわけでもないでしょうが、1年のうちの何か月か、ツバメの巣を見守ってあげる、そんな余裕がうれしいですね。
ツバメの巣の下の箱



ツバメの巣、っています。


うちは、ツバメが巣をつくってくれないので、非常に残念です(笑)。

スズメバチと、ムササビが巣を作ってくれたことがありましたが、さすがに、スズメバチは危険だし、ムササビは屋根裏に入りこんでムカデなどが繁殖してしまうので、撤去させていただきました。

ツバメが巣を作ってくれるのを待ってます(笑)。
カラスウリの花は夜さく いなか暮らし



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2018年6月23日土曜日

いなか暮らし なんと贅沢な水 水道の仕組み

水道はちゃんとあります。しかもかなり贅沢です 


うちの家族の住んでいる地区は山の中腹にあります。
うちの地区から上に家も道もないので、水は集落を流れる谷の上のほうの水を引いて使っています。


簡易水道のしくみ


谷からパイプで水をひき、まず沈殿槽に貯めます。
沈殿槽は、200リットルくらいの容量のコンクリート造りの水槽が3つ並んでいます。

1つ目の沈殿槽に水が流れ込んでいっぱいになったら、水があふれ、あふれた水が2つ目の沈殿槽に、2つ目の沈殿槽が溢れたら3つ目の沈殿槽に、と流れてゆきます。

要するに谷からひいた水は、細かい砂や、土が混ざっているので、沈殿槽に沈殿させ、上のほうの水を次に送る仕組みです。

3つ目の沈殿槽の上のほうには水を送るパイプがあり、そこから送られた水は貯水槽に貯められます。

この貯水槽に貯めた水が、集落の水道となるのです。



え、これだけで大丈夫?不衛生じゃないの?


沈殿するだけだから、要するに谷の水、そのままじゃないの?不衛生じゃないの?と、思われる方もいるかもしれません。

大丈夫です。役場が定期的に水質検査をしてくれていますが、雑菌などの発生はない、という結果になっています。

実は、うちの集落の貯水槽には、塩素投入装置がついています。


浄水場よりも、高い位置にある集落などによくある、「簡易水道」というしくみは、この方式のようです。

うちの集落のような沈殿槽方式や、または砂などを厚く敷いて、そこ水をくぐらせるろ過槽方式で、水の汚れを取り除き、一定量の水が出ていくと、一定量の塩素が水に投入される。これで、雑菌がでなければ、水道として十分なわけです。


塩素投入装置が機能してないんですけど?


ところが、うちの集落では、この塩素投入装置が動いていません。
集落の人に話を聞くと、昔地区の誰かが役場に行ってこの塩素投入装置を取り付けた。
ところが、「こんなおいしい水をわざわざ塩素で消毒する必要なんかない!」と地区の皆が怒って使えるのを使うのをやめたのだそうです 。

たしかに、上流に家などはないですし、谷を流れてくる水はきれいです。役場が定期的に水質を検査してくれていますが雑菌などが見つかったことは一度もない、消毒してないと水が綺麗じゃないなどということは全然ないのです。


これぞ贅沢な水


塩素消毒をしてないので 家の水道の蛇口から出る水は金魚の水槽なんかもすぐに使えます。

以前、いただいた鮎を洗面台に泳がせてみたことがありました(笑)。 洗面台で泳ぐ鮎に子供達は大喜びでした。


水道の掃除は年に1度のお仕事


年に1度、この水道装置を地区の皆で清掃をします。
もうこの集落に住んでいるのはうちともうひと家族の二家族だけ。でも今はこの地区を離れて下の町で暮らしている人たちも何人か来てくれますのでみんなで掃除をします。

自分自身で水道水が管理できるということも実はものすごく贅沢なことなんじゃないかと思ったりもします。

水道掃除をしてうれしいことがあります。
貯水槽の深さは3mくらいあり、いつもは、ほぼ満水で、オーバーフローしているのですが、空になった貯水槽に再び水がたまると、その後の数日は、水が真っ白になるんです。

それは、新鮮な谷の水が、貯水槽の3mくらいの高さから落ちて溜まるため、細かくなり、空気を含んで真っ白に見えるのです。

そう、滝壺のあたりのような、空気を含んだ、細かいクラスタのおいしい水。

それが蛇口から出てくる・・・なんと贅沢!

いいことだけでもないんだけれど

もちろん、ちょっと残念な時もあります。
大雨が降って谷が濁った時などは、沈殿槽では間に合わず、水道水も少し土色に濁ります。

台風が来そうな時などは、水が濁る前に容器に飲み水を確保しておきます。

子供たちが小さかったころ、緊急時は、水が濁るのは仕方ないかなあなどと思い、子供にお風呂に入るよう言った時、濁ったお風呂の水を見て子供達が叫びました。

「やった!お風呂が温泉になった!」

たとえ濁っても、贅沢な水(笑)

いなか暮らしの楽しみは尽きません。



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2018年6月22日金曜日

いなか暮らし 畑 プチトマト

里山でいなか暮らしをしています。
家は借家ですが、200坪くらいの畑があります。これぞ、いなか暮らし、里山ぐらしの醍醐味。

いなか暮らし 畑 5月はプチトマトを植える



トマト(もちろんプチトマトも)、ジャガイモは、ナス科の植物。
うちでは、ジャガイモとプチトマトを季節ごとに植えるので、連作障害気味になってしまいます。


いなか暮らし 畑 連作障害とは?



連作障害とは 同じような種類の植物を植えていくと何年も続けて植えると だんだん成長が悪くなっていくという状態です。

ナス科の植物の他にも、えんどう豆などの豆類も 一度植えたら3年ぐらいは畑を休ませた方がいいと言われています。

うちの畑では、毎年植えるプチトマトが、実の付き方がかなり悪くなるので、連作障害の対策として、挿し木苗を購入して植えることにしています。

挿し木だと連作障害をかなり軽減してくれます。

何度かトマトを植えてみましたが 無農薬で育てるのですぐに虫が来てしまいます。

収穫する前に虫に食べられてしまって 虫のためにトマトを育てているような状態になってしまいました(笑)。

かといって農薬は使いたくはない。

 プチトマトだと比較的早めに収穫もできるし皮の部分が普通のトマトより硬いようで虫に食べられることが少ないのです。


今年は普通サイズのトマト栽培にチャレンジ


今年は何年かぶりに、普通サイズのトマト、桃太郎トマトを植えてみました。
もちろん挿し木苗で購入。

頑張ってトマトを収穫できるよう作ってみたいと思っています。


ついでにバジルも植えました



バジルは、トマトのそばに植えると、良いと言われています。

種まいて、すぐ発芽するし、育てるのも簡単。ぜひ一緒に植えておきましょう。

いなか暮らし、里山に暮らしているからこそできる、家庭菜園。


実は、家の周りは耕作地跡だらけなので、耕作面積を増やしたければ増やせるのですが、さすがに手が回らないので、今のところ200坪くらいが限界です。

山の斜面なので、段々畑になりますが、そのうちもっと増やしてみたいと思っています。

里山暮らしは楽しい(笑)



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梅雨の晴れ間 夏至の日 合歓の花

今日は夏至の日


今日は夏至の日でした。太陽が一番日本(北半球)傾く日。
いつも不思議に思うのですが、6月21日ころに一番太陽の光が強く当たっているのに、気温が一番高くなるのは8月。
地球がゆっくり温まっていく様子をイメージしてみますがどうもうまくいきません。

やっぱり不思議です。

梅雨の晴れ間


 今日は、朝まで降っていた梅雨の雨が上がり 夕方にはすっかり晴れました。
なんだか少し得した気分です。
家の近くでネムノキが咲いているのを見つけました。

梅雨の晴れ間にネムノキの花


ネムノキ、漢字で書けば、合歓木。

葉っぱが夜になると閉じるので、眠る木、ネムノキと呼ばれます。

オジギソウの葉によく似ていますが、触っても、葉は閉じてくれません。日当たりの良い場所が好きで、日当たりの良い南向けの斜面でよく見られます。

花は、なんだかふわりとしたかわいい花です。



ネムノキの花 


ネムノキの花が咲き始めたらそろそろ梅雨明け


子供のころに、「ネムノキの花が咲き始めるとそろそろ梅雨が明けるな」と大人が言ってるのを聞いたことがあります。

確かに、昔は梅雨の終わりの頃にネムノキが咲き始めていたように思いますが・・・。

 最近は梅雨の半ばにはもう、ネムノキの花が咲き始めているように思います。

これも温暖化のせいでしょうか。

畑のきゅうりが成長し始めました。


梅雨の雨が数日続いたので、畑のキュウリが成長し、どんどん伸び始めました。

いつも作業が遅れる私の畑作業。

まだきゅうりのつるが絡むためのネットをしてあげていなかったので、晴れているうちにと、慌ててキュウリのつるを作りました。

梅雨の晴れ間の作業


夏に向けて、じゃがいもと玉ねぎを収穫し終わった畑に植えたトマト、プチトマト、キュウリが育っています。

オクラは、ポットから植え替え出来ないまま、徒長(ひょろひょろと伸びてしまうこと)しています。
早く畑に植え替えないといけません。

まあ、家庭菜園ですので、焦ることなく、のんびりと出来る範囲でやってゆきます。




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2018年6月15日金曜日

いなか暮らし 生き物 姫ホタルでございます

5月からはホタルが飛び始めます


5月のなかばころから、家のまわりをホタルが飛び始めます。
里山に移住してよかったなあ、と思うことの一つはこのホタルを見られること。

ホタルにも類があります。源氏ボタル、平家ボタルが有名


ホタルと聞いて思い浮かぶのは、平家ボタル、それより大型の源氏ボタルでしょうか。

梅雨の頃、きれいな水辺のあたりを飛び交うホタル。



姫ホタルは幼虫が上に住むホタル


うちの、周りにいるのは姫ホタル、源氏ボタルや、平家ボタルよりも少し小さいサイズになります。

幼虫の時期に水の中で暮らす源氏ボタルや平家ボタルと違って、幼虫は陸地で過ごすとのこと。草むらの中などは、湿度もあるので問題ないようです。


冬にも見られるタルの幼虫

ホタルは
姫ホタルの幼虫は、冬にも見ることができます。
うちの周りは、電灯がないので、夜歩いていると、草むらの奥などに、幼虫を見つけることができます。幼虫も同じようにおしりの部分が光るのです。
姫ホタルの幼虫



好物はたつむり!?姫ホタルの幼虫

幼虫の光をみつけて、懐中電灯などで照らすと、姫ホタルの幼虫が、カタツムリの殻の中に頭を突っ込んでいるのを何度か見かけました。


かわいいホタル、幼虫はカタツムリを食べている・・・


水の中に幼虫が住む、源氏ボタルや平家ボタルも、カワニナなど水中の巻貝をエサにしていることを考えれば、姫ホタルがカタツムリを食べるのは別に不自然ではないとも言えますが、正直ちょっと引いてしまいます。


まあ、だいぶなれてきましたけれどね。

関連サイト

いなか暮らし 生き物 電灯の下でたたずむガマガエル


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2018年6月14日木曜日

いなか暮らし 生き物 電灯の下でたたずむガマガエル

ガマガエルは、梅雨のころよく見られます。
ある程度湿度の多い環境が好きなようです。

ガマガエルがすむ里山


私が住んでいる里山は平野部に比べると湿気が高いので、何匹かガマガエルが住んでいます。

晴れた日が続くと、雨どいの出口あたりで雨を待っていたりするので、水をかけてあげると、なんだか満足そうな顔をする?ことがあります。


電灯の下でたたずむガマガエル


夜、周辺に家のない田舎道の電灯の下で、電灯に集まって落ちてくる虫をずっと待っていたりしているのを見かけることがあります。電灯ごとに一匹、また一匹と待っているガマガエルを見ているとなんだか哲学的で不思議な風景です。

ピークハントをするガマガエル


以前雨の次の日に標高1000mくらいの山の尾根筋を歩いたら、小ピークごとに体を温めているのかガマガエルがいてけっこう面白かった経験があります。


以外と硬派?ガマガエル


見た目はなんだかぬるぬるしている感じですが、実際は背中のあたりは意外と硬くて乾いています。

噛みつかれたりもしないので、背中からつかむことができます。

アマガエルのように飛び跳ねたりしませんが、意外と動くのは早いです。
ちょっかいをださなければあまり逃げないし、けっこうかわいい生き物です。




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2018年6月9日土曜日

いなか暮らし 沈下橋なんか早く撤去してしまおう 

沈下橋 または潜水橋とも呼ばれます。
最後の清流と言われる高知県の四万十川にかかるたくさんの沈下橋は有名ですし、高知県の仁淀川、徳島県の吉野川などにかかって観光の資源として使われています。

沈下橋とは、一般の橋からいうと、水面に近いところに作られ、増水時には水が橋の上を流れるように設計されています。沈下橋には欄干(らんかん)、手すりはありません。増水時に流れが橋を超えてしまう時にゴミなどが引っかからないように、欄干がつくられていない、それが沈下橋の大きな特徴です。


沈下橋なんか早く去しよう。あんなものは恥だ!



今は田舎の川の風景として観光地にもなり、みんなに大事にされている沈下橋。

写真は、高知県吾川郡いの町と日高村の境の仁淀川にかかる名越屋(なごや)の沈下橋です。

コンクリートでできていて、今でも生活道として使われています。

車同士のすれ違いは出来ませんので、橋に侵入する前に対岸から車が来てないか確認して渡り始める必要があります。

もし、橋の途中で車同士が鉢合わせしたら、この欄干のない橋をどちらかの車がバックしなければいけません。

運転になれてないとかなりこわいです・・・


仁淀川の沈下橋

観光資源として、わざわざ見に来る人がいる沈下橋。自然に溶け込む橋として人気です。


ですが実はこの沈下橋、「あんな沈下橋なんか早く撤去しよう、あんなものは恥だ!」といわれた時代があるんです。


沈下橋はしさの象徴?!

今から20~30年くらい前だったと思います。
沈下橋を早く撤去しよう!ということがよく言われた時代がありました。

実は沈下橋は、一般の橋より安い工事費で作ることができます。橋の支柱も短いし、欄干もない。
川を渡るために必要な橋が欲しいけれど予算が少ない。沈下橋ならば少ない予算で作れるので、少しでも多くの橋を作ることができる。そのかわり増水したら渡れなくなるけれど、その時は我慢してね、と四万十川や仁淀川にたくさんかかったのが沈下橋。

沈下橋はあぶない橋!?悲しい故も起きました



でも、増水すると川が橋を超えて流れる沈下橋。
増水時には、水が引くまで渡れなくなります。

現実に増水時に、車が流される事故が何件も起きました。

台風などで、橋の上を水が超え始めた状態で車で走ると川の流れも速いし、流されてしまうのです。
欄干などもないので、そのまま川に車ごと流されてしまう事故が毎年のように起きていました。


「沈下橋は貧しさの象徴、く撤去しよう!」


そんな意見が、地元の新聞などで目立った時期がありました。

実際にいくつかの沈下橋はそのころに撤去されました。

時代は変わる、意見は反転する。



それが、いつの間にか、「大切な観光資源だから守ろう」という時代になりました。

対岸の地区の人口が減ってしまって、沈下橋の利用者が減り、生活のための橋でなくなってしまったからかもしれません。

時代が変わる、意見が反転する。川の流れも沈下橋のある川の風景も変わらないのに、人間の意見だけが変わる。なんだか不思議な気持ちがします。

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2018年6月8日金曜日

いなか暮らし 畑 じゃがいも収穫

いなか暮らし、里山 畑 イメージ

里山でいなか暮らしをしています。
家は借りているのですが、200坪くらいの畑があります。これぞ、いなか暮らし、里山ぐらしの醍醐味。

いなか暮らし 6月、ジャガイモの収穫

毎年じゃがいもを植えています。買ったほうが安いかも・・・などと思いますが、味はやっぱり自家製の勝ち。

じゃがいもは、アンデスあたりが原産でしたか?
山の斜面で作るのに向いています。

種芋を植え付ける時期は二つあります。

春に植えて初夏に収穫する
秋に植えて霜が降りる前に収穫する。

秋植えは春植えより収量が少なくなるらしいので、うちではもっぱら春植えだけやってます。

いなか暮らし ジャガイモの植え方


じゃがいもの種芋を、二つに切って、切ったところに草木灰か、石灰をこすりつけて、少し乾かします。これは、切ったところから腐るのを防ぐためです。

種芋の3倍くらいの深さに、畑に植えます。植えた後で遅霜がおりそうな時期だったら、少し深めに、霜が降りることがなさそうだったら、浅めに植えます。

うちは大体、農作業がはかどらないので、植える頃には暖かくなっているので、浅めに植えることが多いです。(笑)

芽が出てしばらくしたら、1か所2~3本残して他の茎を取り除きます。(摘芯作業)

その時に、株の周りに肥料をして土を寄せます(施肥、土寄せ作業)土を寄せずに、出来たジャガイモが、日光に当たると、硬くなってしまいます。


耕せば耕すだけ私の畑(笑)

畑は、家の周りにある段々畑。
私の移住した集落は、今もう数世帯。以前暮らしていた人のつくった畑の跡がたくさんあります。
耕せば耕すだけ私の畑。開拓民状態です。

ただし、家庭菜園で一人でやっているので、世話できないので、あくまで出来る範囲で畑を作っています。







いなか暮らし、里山に暮らすこと、町で暮らすのとはちがう価値観の日々
あなたも、いなかに移住をしてみませんか?


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いなか暮らし 子供の学校は?

いなか暮らし 子供の教育の問題 一番考えたこと





田舎暮らしをする時にまず考えたのは、子供の学校をどうするかということでした。


私たちの田舎の方では、過疎化がすすみ、特に山間部では生徒数が100名もいない学校が多くあります。

小学校の新入生の数が3人とか、5人という学校がたくさんあるのです。

家族で里山に移り住んだころ、一番下の子供はまだ保育園。地元の小学校にするのか、町の学校に行かせるのか少し悩みました。
ところが、私が引っ越した年の前年に、家の近くの小学校は休校になっていました。


結局のところ 親が子供を連れて街まで連れて行くことになってしまいました。

どうせ車に乗せて通うのなら、町の学校に通わせたい、うちではそんな結論になりました。

私自身が、 昭和の時代に地方都市の学校に通ったので生徒数が1000人以上いる、そんな感じでした。

ですのであまり生徒数が少ない学校に行かせるのは正直ちょっと不安な部分がありました。

カヌー(ダッキーで川下り)
子ども小学生のころ

学校の休校と廃校


ところで、学校の休校と廃校の違いをご存じでしょうか?
休校というのは、学校再開ができるように維持管理の必要があり、貸し出しなどの手続きが難しいのだそうです。
廃校は、今後再開の目途がたたないということで、過疎地の学校なんかで、キャンプ場になったりしていますよね。

廃校にすると、施設の自由度が高くなりいろいろなことに使えるので、廃校にすればよいと思う方も多いでしょうが、やっぱり地元の人たちは、廃校にはしたくないことが多いようです。
まあ、そうですよね。確かに再開のあてはなくても。できれば地区の学校を残したい。

10年ほど前に休校になった家の近くの小学校は、2年前に廃校になっていました。なんでも、自然の中のフリースクールみたいな私立の学校として生まれ変わるようです。

地域にまた子供の声が響くようになるのかな?


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2018年6月5日火曜日

いなか暮らし 住む場所をどうする?

いなか暮らしを始めるために


まず最初にどこに住むのか、結構迷うところだと思います。

私の場合は アウトドアスポーツが好きでサイクリングやカヌーをしていたので 大きな川のある場所その上流の方をずっと探していました。


しかし不動産屋さんがあるわけでもなく なかなかその場所での縁ができにくかったです。

その場所に遊びに行き始めて10年も経った頃にたまたま知り合いの紹介で、借りることができました。



今では 各地方自治体の方から 移住のための空き家情報などがあるようですので そういうホームページを見てみるのもいいかと思います。

都市部からの移住の場合は 3年間地方自治体の方からお給料が出るような仕組みができているようです。

例えば、高知県ではいきなり田舎暮らしをするのではなく 地方都市の都市部の方に何年か住んでその後に 田舎の方に住むという二段階移住という方法を 取り入れています。

いなか暮らし 移住はやりやすくなった。


このままでは 田舎が人口が減ってしまいどんどんその人が少なくなるので そういった政策が各県で行われていると思います。
ネットなどで、候補の市町村のサイトをみると、移住のための情報があります。そういうところからアプローチをしてみるのも 良い方法かと思います。

いなか暮らし始まりのころ


里山に引っ越したいとったのは10年以上前


地方都市から田舎に引っ越して10年が経ちました。できれば里山に暮らしたいと思いながら、なかなか貸してもらえる家も見つからず、5年ほど過ごしました。


いなか暮らしの始まりのころ


住む場所を探すことから始まって、仕事をどうするか、家族の学校はどうするか、などいろいろ苦労もありましたが 今はすっかり落ち着いています。

今ではすっかり田舎暮らしに慣れて、季節ごとにいろんな行事やいろんなイベントを控えながら過ごしています。
そんな日々のことをずっと綴っていければいいと思っています。


いなか暮らしをタートませか?


町に暮らと、便利なことも多いです。でも、10年以上、里山の自然の中に暮らしていると、町に暮らしていたことよりホッとすることが多い。

自然の中で生かされていることを実感します。

もし、いなか暮らしをしたいと思っているのなら、ぜひスタートすることを考えてみてください。

暮らしてみて、それから気に入るか気に入らないか決めるとよいと思います。

家の前に広がる風景
家の前に広がる風景

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