2018年11月7日水曜日

仁淀川沿いのイチョウの木 高知県土佐市

さて、平成30年も11月となりました。
夜11時過ぎに夜空を見上げると、オリオン座が南中しそうな高度になっています。
冬が近づいています。


さて、ちょっと早起きすることがあったので、仁淀川の下流部土佐市の仁淀川堤防におでかけ。



土佐市京間の大イチョウ。かなり大きい!
平成30年10月下旬、そろそろ黄色い色に変わり始めているかなと、訪ねたのだが、まだまだ紅葉にはなっていなかった。


仁淀川沿いのチョウの木 高知県土佐市



土佐市、京間地区、仁淀川堤防沿いにある、「京間の大イチョウ」。土佐市の天然記念物とのことである。

木の元にはお地蔵さんがある。

土佐市の堤防の面白さ


仁淀川、土佐市の上流のいの町では、仁淀川堤防は、基本川のすぐ横にある。

ところが、土佐市に入ると、堤防がどんどん仁淀川から離れていく。

堤防といっても、川は見えない。遊水地のようになっているのか、堤防の川側にけっこうな面積の農地が広がっている。

写真の奥のほうには、親水公園がある。梅雨の頃にはきれいなアジサイが咲く。

堤防の入り口はいくつかあり、ポールがたっていたりするが、地元の人のためなのか、入れる所がいくつかあり、けっこう車が走っていたりする。知らない場合は、ちょっとアクセスしづらい場所ではある。



堤防の川側の風景


土佐市、四国八十八カ所の清滝寺


堤防の上から北西を見ると、四国八十八カ所の一つ、清滝寺のある山が見えている。

遍路道は、国道56号線の高知市から土佐市に仁淀川を渡って、堤防沿いに北に進み、この京間の大イチョウの手前で、清滝寺に向けて堤防を下りるように進んでいる。




この土佐市、京間の大イチョウ。数本の木が寄り添っているようにも見えるが、根のところでは1本の木だそうである。


土佐市の天然記念物「京間の大イチョウ」のミツ!


実は、この土佐市の天然記念物に指定されている,
仁淀川沿いの、京間の大イチョウ、「1本の木である」、という記述があちこちで見られる。

ところが、実際に見に行ってみると、10本近くの幹が地面から出ている。(下の写真)

この状態で、どうして1本の木であると言えるのか?
ちょっと不思議であった。

掘って調査して1本の木だと確認したのかな?などと思っていたのだが、改めて調べてみるとこんな記述に遭遇した。

この「京間の大イチョウ」もとは1本の木であったが、堤防拡張のため埋められた。

あ、埋めたのね(笑)

だから、もともと1本の木だって知っているのね(笑)

土佐市の天然記念物なのに、埋めるって・・・(笑)

時々高知の人間はこういうことをする。

でも、その感覚、ちょっと嫌いじゃない、私も高知県民だからねえ(笑)。



どう見ても1本の木に見えない

京間の大イチョウの面白さ


この京間の大イチョウの面白い所は、なんだか知らないけれど、たくさんの人が集まってくる所である。

昼下がりには地元の人が歩いて、自転車で、軽トラでとわらわらと集まり、のんびりと時間をすごす。本当にたくさん人が集まるのでびっくりしたことがある(笑)

イチョウの木のたもとにある、どこからか持ち寄られてきた椅子を見ても、人気のある場所であるとわかる。

気持ちの良い場所なのである。


この、「京間の大イチョウ」から、数キロ仁淀川を上流にさかのぼった場所にも、堤防にイチョウの木が植わっている。

このイチョウの木もなかなかいい感じである。
またそのうち紹介させてもらいます。
紹介してます。良かったら読んでみてください。

仁淀川沿い いの町のイチョウの木



***仁淀川沿いのイチョウの木 高知県土佐市京間の大イチョウへの行き方****

・高知市から、土佐市に入り、左手にマルイスポーツ、ホームセンターコーナンのある三差路の交差点の次の、右手に木工工場ののある交差点を右折。住宅地を抜けてそのまま行くと仁淀川堤防に上がることが出来る、堤防の北(左手)のほうを見ると大イチョウが見えている。

・土佐市といの町の境、八天大橋から南に行くと、小さなトンネルがある。それを南にむけると、左手に大きな水車がある、水車の手前を左折し用水を渡って堤防へ、堤防を南(右手)に道なりに、3分ほど行けば、堤防沿いに大イチョウが見えてくる。

トイレ駐車場はないが、車は邪魔にならないよう堤防に停めるとよい。





いなか暮らし、里山に暮らすこと、町で暮らすのとはちがう価値観の日々

あなたも、いなかに移住をしてみませんか?




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