夜11時過ぎに夜空を見上げると、オリオン座が南中しそうな高度になっています。
冬が近づいています。
さて、ちょっと早起きすることがあったので、仁淀川の下流部土佐市の仁淀川堤防におでかけ。
土佐市京間の大イチョウ。かなり大きい!
平成30年10月下旬、そろそろ黄色い色に変わり始めているかなと、訪ねたのだが、まだまだ紅葉にはなっていなかった。
仁淀川沿いのイチョウの木 高知県土佐市
土佐市、京間地区、仁淀川堤防沿いにある、「京間の大イチョウ」。土佐市の天然記念物とのことである。
木の元にはお地蔵さんがある。
土佐市の堤防の面白さ
ところが、土佐市に入ると、堤防がどんどん仁淀川から離れていく。
堤防といっても、川は見えない。遊水地のようになっているのか、堤防の川側にけっこうな面積の農地が広がっている。
写真の奥のほうには、親水公園がある。梅雨の頃にはきれいなアジサイが咲く。
堤防の入り口はいくつかあり、ポールがたっていたりするが、地元の人のためなのか、入れる所がいくつかあり、けっこう車が走っていたりする。知らない場合は、ちょっとアクセスしづらい場所ではある。
堤防の川側の風景 |
土佐市、四国八十八カ所の清滝寺
堤防の上から北西を見ると、四国八十八カ所の一つ、清滝寺のある山が見えている。
遍路道は、国道56号線の高知市から土佐市に仁淀川を渡って、堤防沿いに北に進み、この京間の大イチョウの手前で、清滝寺に向けて堤防を下りるように進んでいる。
この土佐市、京間の大イチョウ。数本の木が寄り添っているようにも見えるが、根のところでは1本の木だそうである。
土佐市の天然記念物「京間の大イチョウ」のヒミツ!
実は、この土佐市の天然記念物に指定されている,
仁淀川沿いの、京間の大イチョウ、「1本の木である」、という記述があちこちで見られる。
ところが、実際に見に行ってみると、10本近くの幹が地面から出ている。(下の写真)
この状態で、どうして1本の木であると言えるのか?
ちょっと不思議であった。
掘って調査して1本の木だと確認したのかな?などと思っていたのだが、改めて調べてみるとこんな記述に遭遇した。
この「京間の大イチョウ」もとは1本の木であったが、堤防拡張のため埋められた。
あ、埋めたのね(笑)
だから、もともと1本の木だって知っているのね(笑)
土佐市の天然記念物なのに、埋めるって・・・(笑)
時々高知の人間はこういうことをする。
でも、その感覚、ちょっと嫌いじゃない、私も高知県民だからねえ(笑)。
どう見ても1本の木に見えない |
京間の大イチョウの面白さ
この京間の大イチョウの面白い所は、なんだか知らないけれど、たくさんの人が集まってくる所である。
昼下がりには地元の人が歩いて、自転車で、軽トラでとわらわらと集まり、のんびりと時間をすごす。本当にたくさん人が集まるのでびっくりしたことがある(笑)
イチョウの木のたもとにある、どこからか持ち寄られてきた椅子を見ても、人気のある場所であるとわかる。
気持ちの良い場所なのである。
この、「京間の大イチョウ」から、数キロ仁淀川を上流にさかのぼった場所にも、堤防にイチョウの木が植わっている。
このイチョウの木もなかなかいい感じである。
またそのうち紹介させてもらいます。
紹介してます。良かったら読んでみてください。
→仁淀川沿い いの町のイチョウの木
***仁淀川沿いのイチョウの木 高知県土佐市京間の大イチョウへの行き方****
・高知市から、土佐市に入り、左手にマルイスポーツ、ホームセンターコーナンのある三差路の交差点の次の、右手に木工工場ののある交差点を右折。住宅地を抜けてそのまま行くと仁淀川堤防に上がることが出来る、堤防の北(左手)のほうを見ると大イチョウが見えている。
・土佐市といの町の境、八天大橋から南に行くと、小さなトンネルがある。それを南にむけると、左手に大きな水車がある、水車の手前を左折し用水を渡って堤防へ、堤防を南(右手)に道なりに、3分ほど行けば、堤防沿いに大イチョウが見えてくる。
トイレ駐車場はないが、車は邪魔にならないよう堤防に停めるとよい。
いなか暮らし、里山に暮らすこと、町で暮らすのとはちがう価値観の日々
あなたも、いなかに移住をしてみませんか?
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