2018年6月25日月曜日

いなか暮らし 夜更かしで要領のいいツバメ

ツバメが低く飛ぶと


ツバメが低く飛ぶと雨になるというのを聞いたことがありますか。

気圧が下がってくると天気が崩れてくる。高気圧、低気圧でいうと、低気圧の状態です。

低気圧になると気圧が低くなる。気圧が低くなるということは、空気が薄くなるということ。

空気が薄くなると、虫がいつもと同じように羽ばたいても、高く飛べなくなる。

だから虫を餌にしているツバメが低く飛ぶということ。
この言葉はちゃんと科学的な根拠があるのだそうです。
ちゃんとツバメが天気が崩れるのを教えてくれるんですね。


梅雨時は、ツバメが子育てをしている


梅雨時は、ツバメが日本に渡ってきて、子育てをする時期。
天気の崩れそうなときは、低空で飛び回っています。梅雨時はいろいろな虫が羽化する時期ですので、ツバメのエサも豊富にあるのでしょう。

ところで、多分いろいろな所で見かけこともあると思いますが、ガソリンスタンドで子育てをするツバメを見かけることはありませんか?

いなかだと、だいたい郊外の周りが田んぼのバイパスとかにガソリンスタンドがあって、そのガソリンスタンドに、ちゃっかりと巣をつくって子育てをしているツバメがいます。


ツバメは夜更かしも平気?


ガソリンスタンドに夜行くと、高い天井の水銀灯に虫がいっぱい集まっているのを見たことがありませんか?

ガソリンスタンドは明るいので田んぼにいる虫たちがいっぱい集まってきます。

そして、夜、その虫たちを捕まえるために、ガソリンスタンドを、ツバメたちが飛び回っているのです。

そして、要領のいいツバメはガソリンスタンドに巣をつくって、すぐ採って、すぐ子供にエサをあげて、という動作を繰り返しています。


ツバメはも飛べるのか?鳥目じゃないの?


ふくろうなどの夜に活動する鳥を除いて、鳥は夜飛ばない、そんな風に思っていたのですが、夜に鳥は飛ぶことができるのでしょうか?

実は鳥のけっこう多くの種類は、夜でも飛ぶことができるということです。

ツバメは渡り鳥、主に昼間に飛んで渡ってくるようですが、渡り鳥は夜も飛ぶことができるものが多いです。

もし、夜も飛べなければ、日没までに着陸地を見つけられなければ、海に落ちてしまうことになりますからね。


そんなわけでいなかの田んぼの中のガソリンスタンドには集まってきた虫を捕えるためにツバメがいっぱい集まってきています。
夜更かしで要領の良いツバメたち。ただ、昼寝しているわけでもないので、昼も夜もエサを捕り続けているツバメたち。

子育ても大変なんですね。


ツバメ巣をつくる家は幸運が訪れる

ところで「ツバメが巣をつくる家は幸運が訪れる」という話は何となく聞いたことがあると思います。


家や建物に作られるツバメの巣、この巣をどうするのかでなんとなくそこにいる人達の余裕というか、気持ちがわかるような気がします。
町の方では割合壊されることが多いツバメの巣、いなかのの方ではツバメの巣は大事にされているように思います。

思いっきり建物のメインの入り口とかに作られたつばめの巣。その下に糞を片付けやすいように、新聞なんか敷いて、見えやすいところに「頭上注意!ツバメの巣があります」などと張り紙して、人間がツバメに遠慮して出入りする、いなかの農協なんかの様子は、見ていてほっこりした気持ちがします。
ツバメの巣

本当に幸運が訪れることを信じているわけでもないでしょうが、1年のうちの何か月か、ツバメの巣を見守ってあげる、そんな余裕がうれしいですね。
ツバメの巣の下の箱



ツバメの巣、っています。


うちは、ツバメが巣をつくってくれないので、非常に残念です(笑)。

スズメバチと、ムササビが巣を作ってくれたことがありましたが、さすがに、スズメバチは危険だし、ムササビは屋根裏に入りこんでムカデなどが繁殖してしまうので、撤去させていただきました。

ツバメが巣を作ってくれるのを待ってます(笑)。
カラスウリの花は夜さく いなか暮らし



いなか暮らし、里山に暮らすこと、町で暮らすのとはちがう価値観の日々
あなたも、いなかに移住をしてみませんか?


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