2018年8月1日水曜日

消し炭ってどんな炭? いなか暮らし 楽しい作業


里山に暮らして10年。いろいろなことを経験しながら子供たちと日々成長したいと思っています。
裏山を散策すると、丸く石垣がつくられた場所があります。 これは炭焼きの跡、住み始めてしばらくして、近所の人に教えてもらいました。

炭焼きは、ひざくらいの石垣をつくり、その上に土でドーム状の窯を作ります。このドーム状の上の部分は雨などで流れてしまいますが、石垣は昔のまま。


 炭には類がある  



みなさんは、木炭をどこで購入しますか?
最近ではホームセンターにBBQの道具などと一緒に置かれている炭。
価格は、近くのホームセンターコーナンで、3kg448円(税別)、6kg798円(税別)。
高級備長炭(日本製)6k3000円くらいのものもありました。 
ちなみに、安いタイプの炭は、マレーシア産、マングローブが原料、などの表記がありました。 

この木炭、ホームセンター以外にも木炭が購入できる場所があるのをご存じでしょうか。


炭をっている場所


そう、炭は大事な燃料、だから燃料店で売っています。

燃料店?

 田舎の町の「~プロパン」などといったガス屋さん?のようなお店、引き戸の入り口には「〇〇燃料店」 などと書かれています。ガスコンロなどが展示してあって、ガス屋さんのようにしか見えないのですが・・・

こういう燃料店に木炭は時々売っているのです。

 確かに、炭は燃料ですものね。 


炭にはンクがある


こういうお店においてある炭は昔から取り扱っている日本製の炭。 
以前購入した時に、お店の方に「1級?2級」と聞かれちょっと驚いた経験があります。

「炭に等級があるのか・・・?」

 お店の人に教えてもらったところによると、1級は樫炭、2級は雑炭、なんだそうです。 


樫炭雑炭


樫炭(かしずみ)(1級)とは、樫の木で作った炭のこと。
おなじみの備長炭の原料は、ウバメガシという樫の1種で作られた炭のことです。
樫の木は、目が詰まって硬く、昔は鍬(くわ)などの農機具の持つところ、柄(え)などにも使われていました。

木の目が詰まっているということは、硬く中の空間が少ないということ。つまり、炭にしても硬く、火はつきにくいけれど、一度ついたら高温で長く燃えることになります。

一方の雑炭(2級)は、樫以外の比較的目が詰んでいない広葉樹のことを指します。 こちらの炭は日がつきやすいのですが、樫炭に比べると、燃焼温度が低く、早く燃え尽きてしまいます。 


樫炭と雑炭っちがいいの?


どっちがいいということはありません。目的によって使い分ければいいのです。

BBQなどに使うのは雑炭で充分。ホームセンターなどで購入できるBBQ用の炭もこの雑炭になります。

お茶席や、遠火の強火で焼きたいなどのこだわりの料理などの場合は樫炭をつかえばよいのです。

または、火のつけ始めに雑炭を使えば早く火が回りますので、最初は雑炭、次に樫炭という方法もあります。


消し炭ってんな炭


消し炭という炭をご存じでしょうか?

これは通常販売していません。

例えば、焚火とかをしていて、木を焼いた場合、充分に火が通って、炭になったものを、「火消し壺」に入れて、火を消したものを「消し炭」と呼びます。

 「火消し壺」とは陶器の梅干しの壺みたいなもの。中に砂を数センチ敷いて、充分に焼けて炭上になったものを入れて、気密性の高い蓋をすると、中の酸素が減って、火が消えます。

最近はホームセンターにも、この仕組みを使った、金属製の商品が千円くらいで売られています。


消し炭ってどんな風に使うの?


昔、昭和30年代くらいまででしょうか、そのころまでは炊事炊飯などに炭を使ったり、掘りごたつや、火鉢などにも炭をつかったので、毎日、火をつける必要がありました。

使っている炭を火消し壺に入れておけば、最後まで燃えきることもなく次にまた使えます。

火消し壺でできた炭は、普通の炭よりさらに軽くなって、火が付きやすいので、火の付けはじめに使われました。

つまり、消し炭に火をつけ、雑炭で火を大きくし、樫炭でしっかりした熱量を確保する、という使い方になります。

消し炭はリサイクルで無駄のない昔の賢いやり方と言えます。

今はBBQなどに使って灰になってない炭を火消し壺に入れれば、ゴミにならないし、また次に使える。無駄のないよい方法だと思います。


「置き炭」ってんな炭?


 また、夜、火鉢の木炭を、火鉢の灰の中に埋めておく方法を、祖母は「おき」と呼んでいました。

「置き炭」のことですね。 おきの木炭は、灰の中に埋められることにより、燃焼効率が下がり、ゆっくりと長い時間燃えることになります。朝まで燃え続けますので、朝、灰をどけてやると「おき炭」が火がついた状態で残っており、上に新しい炭を置いてあげれば、改めて火をつける必要がなくなります。 


樫炭、雑炭、消し炭、置き炭


樫炭、雑炭、消し炭、置き炭、少し前まで木炭をたく生活があったことがよくわかる言葉ですね。

燃料屋さんで買う炭は、お米の30kg入りの袋のような紙袋に入っていて、お米のように大事に扱われていたことがわかりました。 


炭をいてみる?


 炭焼きは数日かけて、炭窯を燃やし続ける大変な作業。

 簡易に炭を焼く方法で木炭がつくれるのをご存じでしょうか?

おせんべいがいっぱい入っていたような、ブリキの缶の中に炭にしたいものを入れ、針金で開かないように縛り、1か所、古いドライバーなどを使い、直径5mmほどの穴を開ける。
それを焚火の中に入れて、3時間ほど焼いて、水分を飛ばす方法です。

消し炭のような状態の木炭が出来上がる、少し前に流行った炭焼き方法。

ミカンなどもこの方法で炭になります。竹など、薄いものが早くできます。

今は暑いので、10月くらいになったらやってみます(笑)

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